高尾山薬王院は登山者にスタンプを押す「健康登山手帳」の企画で、手帳100冊を達成する「成満(じょうまん)」の節目の200人目(合計2100回登山)となった江戸川区の森田哲生さん(69)を表彰した。森田さんはここ3年ほぼ毎日、高尾山へ通い続けた。7月7日に達成し表彰状を受け取ると「ダメだろうと思っていたが、偶然にも自分になった。とても嬉しい」と喜んだ。
2100回登る
手帳は1回の登山ごとにスタンプが押され、スタンプ21個で1冊が終わり「満行」となる。100冊を終えることを成満と呼び、達成者は境内に名前が刻まれる。森田さんは成満が節目の200人目だった事から表彰を受けた。健康登山の企画は薬王院が「健康のお手伝いを第一義に」と1999年から始めたもの。2015年12月に裏高尾町在住の高山芳良さんが成満100人目を記録した。
花撮影 定期で通う
森田さんは10年ほど前から、この健康登山を始めた。当初は「年に数回」だったが、趣味の写真撮影で山に咲く季節の花々を撮るうちにその魅力に気がつき、頻繁に通うように。自宅から電車を乗り継ぎおよそ1時間半。定期券を購入し足を運んだ。
通ううちに仲間も増えた。「それこそ登山の楽しみ」と話す。仲間の一人で南大沢在住の樋口徹さんは達成について「おめでとう。七夕の日にいいプレゼントになったのでは」と笑顔で称えた。
「ご利益ある」
森田さんは成満について3年ほど前から意識し、その間、雪の日なども含めほぼ毎日登ったそう。そんな中、周りで「200人目を狙う」人たちの動向もだんだんわかってきた。達成が近づいてきた日、雨が続いたせいか、いつも訪れる夫婦の姿が見えなかった。森田さんは自身が200人目になったのはその影響かと推測する。「2020年だから、自分は202番でもいいかなと思っていました。ところがしばらくそのご夫婦が来られなくて。それで自分が200番目になってしまったのでは。本当にびっくり」。達成は護摩受付所で告げられたそう。「実は高尾山の短冊にそのお願いを書いていたんです。ご利益ありますね」と笑う。
ちなみに森田さんが住むマンションに、100人目の高山さんの妹が暮らしているそうで、その縁について「まさに高尾山はパワースポット」と驚いている。
温泉、語らいも楽しみ
健康登山という通り森田さんはこの間「おかげさまで健康。体型は変わっていない」そう。撮影だけでなく、登山後のビールや温泉、仲間との語らいも大きな楽しみという。
薬王院は「約20年間に渡る健康登山を通じて皆様の健康維持の一助となれたのであれば誠に喜ばしく存じます。健康登山者の皆様には無理はなさらずに、今後もご自分のペースでお楽しみいただければ幸いです」とコメントを出した。
![]() 森田さんが撮影したコクラン(2014年)
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