「保存状態良い」
八王子市郷土資料館(上野町)で、10月11日(日)まで特別展「高尾山と桑都はちおうじ絵巻」が行われている。6月に文化庁が日本遺産として認定した市によるストーリー「霊気満山 高尾山〜人々の祈りが紡ぐ桑都物語〜」の関連企画だ。
高尾山の日本遺産は29の構成文化財からなっている。展示ではそのうちの「八王子城跡御主殿出土品」「高尾山薬王院文書(北条氏照発給文書)」「桑都日記稿本」など5点を紹介。また、八王子地域に城山が築かれた戦国時代、養蚕業が盛んになり「桑都」と呼ばれた時代、第二次世界大戦終戦前に高尾山観光が盛んになった時代の資料が、時系列で展示されている。
ガイドボランティアとして案内する大島友次さんは「江戸時代以降の資料の保存状態は極めて良いものが多い」と語った。
現代に通ずる
また、現代でいう「インスタ映え」スポットの紹介や、当時の旅人の記録から、甲州街道をたどって高尾につくまでの道筋を記録した絵巻き「高尾山石老山記」も展示されている。
問い合わせは八王子市郷土資料館【電話】042・622・8939まで。
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