設立1年目で都リーグで優勝した八王子を拠点とする社会人女子バスケットボールチーム「東京シルキーエアーズ」=人物風土記に関連記事。女子バスケのトップリーグであるWリーグ参戦という目標に向け、コロナ禍で中断されていた練習をこのほど再開した。
大切な試合を落として上位リーグの東日本地域リーグへの推薦の話は流れたものの、1年目の昨年は都リーグ戦で優勝(4チーム)。チームとして手応えを感じている。攻守のバランスの良さが特徴で、選手は練習生も含めて8人。
コロナの影響で5月から始まる予定だった大会は延期になった。2月から7月までは練習もできなかった。現在はコロナ対策をしつつ、市内の中学校で週に3回の練習をしている。10月には大会が開催される可能性があり、それに向かってモチベーションを高めている。
都リーグの上には地域リーグがあり、その先にWリーグがある。
チームを運営するのはシルキーエアーズ合同会社(寺田町)。アマチュアのチームで会社の事業として行っているのは珍しい例だという。市内に本社や営業所を持つ3社がスポンサーとなっている。代表の林勝彦さん(76)は「最初からWリーグで戦うつもりだったので、安定的に運営するために会社にした」と話す。きっかけはバスケ経験者の副代表の青木司郎さん(71)の提案による。林さんは30年以上、ゴルフ場の経営に携わってきた。その経営力を信頼した青木さんが林さんを頼り、林さんは青木さんの熱意を買った。チーム名は絹産業で栄えた八王子から「シルキー」を。「八王子から羽ばたく」という意味で「エアーズ」とした。
地元を意識
「八王子のチームでWリーグを戦う」ことが設立時からの目的と地元への意識は高い。一昨年の11月に行ったトライアウトでも参加は市内勤務か在住が条件となった。また、できるだけ選手に八王子で働いてもらうために、スポンサー企業への人材斡旋もしている。「全国強豪の第一中があるなど八王子はバスケが盛ん。将来的には彼女たちが大学を出て、選手として戻ってこられるようなチームにしたい」と青木さん。地域チームとして認知してもらえるよう、来年にも地元の子どもたちを集めたバスケ教室の開催など考えている。詳細はチームのホームページ(https://802ladies.hit-hp.com/)で確認を。
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