日本インドア・グリーン協会理事として、厚労省より表彰を受けた 溝向(みぞむかい) 紀勝さん 越野在住 51歳
緑を運ぶその先に
○…観葉植物を買い付ける「プラントハンター」として、1カ月うち約半分の期間は沖縄、九州、八丈島へ行き、個性的な株を見定め購入する。そのため、日々新しい植物が入荷されている南大沢の販売店では毎日景色が入れ替わる。経営者でありながら、自ら顧客のもとへ配達に行くことも。「会話をすることで、今の時代に求められている植物の傾向がみえてくる」ためだそう。観葉植物を広める団体では、園芸技能士の若手育成にも力を入れている。
○…高校卒業後、都内の観葉植物リース会社に勤務した。父親が造園会社を経営していたため、跡を継ぐ意思がもともとあったのだという。「修業」期間の当時は、「営業を任されたが初めは話すことに苦手意識があり、大変だった」と振り返る。しかし、受注した際の達成感と、顧客の笑顔を喜びに感じ、この道にのめりこんだそう。
○…25歳の時の、協会の現理事長との出会いが大きかった。常に「人よりも一歩先へ」と背中を押され、「時代の先を見ることができた」という。例えば約20年前、業界では珍しかったネット販売をいち早く取り入れたこと。当時始めたネット上での「門松レンタル」は、今でも検索結果の上位に表示されるという。3年前には、沖縄にも出店を決めた。買い付けを通して、現地で植物を育てる人々との信頼関係があってのことだった。
○…「販売者は、売り上げることで生産者にも還元する使命がある」と話す。「シーガーデン」という店名は、海沿いの地域で仕入れた植物を、海の近くで過ごすような居心地よい場所で紹介したい、という思いが込められている。休日として過ごす日は少なく毎日仕事だが、「楽しくて仕方がない」と語る。
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