八王子の情報サイト「八王子ジャーニー」(https://8dabe.com/)がこのほどリニューアルした。デザインが新しくなりエリア別の検索機能が追加された。一方、募集により増員されたライター陣によって記事内容がさらに充実するようになった。サイトは2017年の立ち上げ以来、地元グルメの話題を中心に日々(ほぼ)、20、30代の「若者」向けに情報を発信。今回は15人在籍するライター中から5人のメンバーを紹介する。
ななさん
元横山町在住の小宮山奈菜さん(ななさん)は料理教室の運営をする傍ら、9月から執筆陣に加わった。インスタグラム歴7年という「ベテラン」で、グルメ写真を投稿する中で、「ライター募集」について知り応募した。
これまで「愛され続けるパン屋さん『ゴンファノン』に行ってみた!!」「スープカレーの名店『奥芝商店 八王子田代城』 見逃せない限定カレー!!」などの記事を担当。「自分が知っているお店でも実際取材してこだわりやコンセプトなどを聞くと、新しくわかることがある。それを伝えていきたいです」
めぐみさん
何と八王子芸者衆のめぐみさん(置屋ゆき乃恵)もライターの一人だ。サイトを運営する株式会社アットサポート(南町)の木村充社長が知人を通じて「違う世界の方。ぜひその視点で記事を書いて欲しい」と声をかけた。
「コロナ禍で八王子をどりが1年延期になったり、思うような活動ができないでおりました。ですので、自分たちのことを忘れられないようにSNSを通じて発信して行こうと思いました。ジャーニーさんについてはお役に立てれば、と」。現在アップされている記事では料亭すゞ香(中町)の魅力を紹介している。「花柳界のつながりで『和』についてを伝えていきたいです」
まゆみさん
あの馬場眞由美さん(まゆみさん/ホンダカーズ八王子東 大和田店)もペンをとっている。地元FMラジオ局で番組を持つなど、様々な形で「積極的に発信」を続ける馬場さんは以前からジャーニーのファンで、「ライター募集」の告知を見て「すぐ飛びついた」そう。
「私には伝えたいことがたくさんある。普段から自分が美味しいと思ったお店はラジオなどで紹介していますが、もっともっと知って欲しい!のでジャーニーで書いています」。読んだ人から感想をもらうこともあり「それが励み」という。また「自分が撮った写真が世界に配信されるのは快感。ジャーニーの反響でお店に行列を作りたい」とも。
KiNちゃん
もちろんライターを生業とする人もいる。子安町在住の金野直哉さん(KiNちゃん)は知人の紹介でジャーニーを知り、その情報量の多さ、充実ぶりに驚いた。ライター募集が始まる前に、自ら売り込んだ。
「自分がお客として店に行く時と、得られる情報が全く異なります。そこで初めて店の熱意を知ることができます」。店主から使用する地場野菜の話を聞いたことをきっかけに、実際その畑まで足を運んだこともあるそう。そこでわかるつながりも大きな収穫だ。「ジャーニーをもっと若い人に興味を持ってもらえるよう、体験した気分になれる動画も上げていきたいですね」
山内さん「もっともっと伝えたい」記事1000本
アート系のメディアがスタートだった。ただ、そのサイトは思ったほどアクセス数が伸びず。そこで「何となく八王子の飲食店を掲載」したところ状況が変わった。反響が良く「そっち専門で」と方向転換し誕生したのが八王子ジャーニーだ。
編集長でライターの山内隆広さん(ジャーニー)=写真=が知人と組み4年前、開設した。ブログ感覚でやりながら「5年もすれば何かになるかも」と想定していたが、「1年で結果が出た」。現在は1000本以上の記事公開されている一方、1日1本のペースで新しいお店の情報などを更新していく。取材の際はどのスタッフも必ず現場に行き、生の声を聞き取ることを徹底させているそうだ。
ライター募集
「みんな美味しいお店のことは知りたいはず」と、サイトはグルメ情報が中心。特にランチについては充実している。「実は取材は実費なので。ランチは安いので多いのです」と笑う。今後については「南大沢、川口などエリアを広げたい」と八王子全域の話題を収集したい考えで、現在ライターの募集もしている(サイトより応募可能)。将来的にはテレビの構想もある。「もっともっと伝えていきたいことがあるんです。毎日発信しますので、八王子を楽しんでください」
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