未来の巨匠を発掘する八王子ショートフィルム映画祭が12月5日、鑓水の八王子日本閣で行われた。8回目を迎えた今年は一般部門6作品、学生部門5作品がノミネート。主催する同映画祭実行委員会の中村忠正実行委員長は「コロナ感染拡大により、開催への迷いもあった。今日、開催できたことに、映画祭に携わる全ての方に感謝したい」と挨拶した。当日は2、3作品を上映するごとに会場を換気するなど感染予防対策が講じられた。
審査員は映画監督の土橋亨さんらが務め、上映作品ごとに講評。「映像で何を伝えるのか」など、映画人たちにアドバイスを送った。
学生部門でグランプリを受賞した勝田絵子さん(16)は初の監督作品。「視点が非常によく面白い」と評価され、勝田さんは「こんなに素敵な場所で自分たちの作品を上映できて嬉しく、幸せです。これからも頑張りたい」と意欲をみせた。
一般部門のグランプリを受賞した平岡亜紀さん(31)は「色々な方が助けてくれて出来上がった作品。すごく嬉しく光栄。今後もたくさん創作活動をしていきたい」と話した。
映像プロデューサーで審査委員長を務めた北川敬一さんは「画面の中にマスクはなく、心が豊かになった。大変な状況の中、作品を制作した皆さんに敬意を表したい」と締めくくった。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|