のぼりで啓蒙 期間決め
ゆりのき台自治会では「犬のフン0運動実施中」というのぼりを設置し、地域住民にマナーの向上を呼びかけた。
のぼりは10年ほど前に作ったもので、これまで何度か設置してきた。今回はおよそ1年ぶりで昨年12月から2月7日まで、13本を設置した。「のぼりはずっと立てたままにしておくと傷んでしまう。見た目も良くなくなり、町にあまり良い悪い印象を与えない」と木瀬(きのせ)宜孝(よしたか)会長(52・館町在住)は期間を決めて設置する理由を話す。
糞害は会員から度々報告され、役員会でその都度、対策が検討されてきた。看板を作ったり、イベントの際に袋を配布する取り組みなどもしてきた。「家の前にされても誰に相談していいかわからないもの。自治会が対応しないといけない」
一人一人が守って
同自治会は北野街道から入る「ゆりのき通り」沿いにあるおよそ650世帯、2000人が所属する。平成に入って造成された地域で、20年ほど前に現在の世帯数となったそう。集合住宅は少ない。「処理をしない人はこの地域の人でないかもしれない。それでも定期的にのぼりを立て、これからも持ち帰りを呼びかけていきたい。最後は一人一人のマナーだと思う」と木瀬さんは話した。
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