猫は繁殖力が強く、環境省によると計算上1匹の雌猫が、3年後には2000匹以上になるともいう。餌やりによって繁殖が促され、多くの子猫が産まれても無事に育つ数は少ない。さいたま市によると年間3000匹前後の野良猫とみられる遺体を回収しており、その多くは子猫だという。
「この街にも、5年前は10匹以上の野良猫がいましたが、今は2匹です」。そう話すのは野下由希子さん。「八王子わん♡にゃんクラブ(元八王子町)」として、野良猫を保護して避妊手術をして、もと居た場所に戻す活動を行っている。同様の活動をしている団体は市内に4つあり、その中の1つだ。
「猫はかわいいですよね。飼っていなくても餌をあげている人は多いと思います」と野下さんは餌やりに理解を示しつつも「餌やりは避妊手術とセットで」とも訴える。「野良猫は糞尿の被害がある。雄は発情期に臭いの強いおしっこをする。地域の問題でもあり、ご近所トラブルになります」。町会の協力もあり「最初の1〜2年は大変だったが、本腰を入れると3年くらいで目途が立った」と話す。今はほかの地域の保護活動にも協力している。
東京都は殺処分ゼロを目標に掲げており、保健所は野良猫を基本的には行えないと野下さん。野良猫問題は地域で解決する必要のある問題だという。昨年、市内の別の地域で野良猫の子どもを保護したところ。地域で母猫の情報提供を呼び掛ける中、地域猫の活動について説明したところ、同地でも地域猫の活動がスタートすることになったという。「地域猫活動の輪を広め、人にも猫にも
もやさしい街づくりにご協力を」と野下さんは話す。
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