東日本大震災を風化させないよう、市内5カ所の図書館でテーマ展示「あの日を忘れない」が3月31日(水)(一部15日(月))まで開催されている。
2012年から毎年この時期に行われており、今年10回目。各館の司書が震災の関連本を選定し、展示している。
中央図書館(千人町)では、当時、被災した状況を記録した写真集、ボランティア体験記から避難所で振る舞った料理のレシピ本、防災品やお金の備えについて約200冊を並べている。同館の展示を担当した司書、大信田普子(ゆきこ)さんは「小説や児童書など、さまざまな年齢やジャンルから関連本を選定した。少しでも震災を心にとめるきっかけになれば」と話す。
同館では2月10日から展示を開始。多い書籍では20人貸し出し予約がされているものもあるという。「最近は『避難所に行かない』ための備えやペットと防災をテーマとした書籍が増え、防災情報も変化している」と大信田さん。「災害はいつ起きるわからない。生活や備えの見直しのヒントに」と呼びかける。
同展示の実施館は次の通り。中央図書館、南大沢図書館、石川市民センター図書館、川口図書館、生涯学習センター図書館。南大沢と石川市民センターは15日まで。
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