在宅診療を行う数井クリニック(打越町)の数井学院長が、妻に先立たれた男性を集めて開いている「男の料理教室」。コロナ禍を鑑み、打越町のコミュニティ食堂「スーヴニールの森」での開催は控えており、今回7月の実施は1年半ぶりのものとなった。
全員ワクチン接種
屋外でハイキングをするなど、まったく会っていなかったわけではないが、屋内で従来のように集まれたのは「全員がワクチンを打ったから」。10人の参加者のうち、最若手は66歳で、全員が接種上の「高齢者」。
数井院長は「奥さんに先立たれた人たちだから、コロナで自粛しているのを(精神面で)放ってはおけない」と話す。
この日はオカラを繋ぎに使ったハンバーグに挑戦。手際よく1時間ほどで完成させた後は、食事をしながら近況報告に花を咲かせた。
参加者の1人からは、一昨年に亡くなった妻が作り置きしたハンバーグを冷凍庫で見つけたというエピソードが語られ、「食べるかどうか悩んでいる」という話になり、場がしんみりとする光景もみられた。
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