市内でめだか販売店の経営や就労支援などを手がける(株)あやめ会(子安町)代表の青木崇浩さんが、楽曲「めだか達への伝言」でエイベックスからメジャーデビューする。同社のYouTube公式チャンネル「avex Channel(エイベックスチャンネル)」で7月30日から配信。青木さんは「Medakaya.com」というマスクをつけた謎めいたキャラクターとして登場する。
作詞は青木さんが担当し、ラップも歌う。
あやめ会とエイベックスは、4月からエンターテイメント水槽「行燈(ANDON)」でコラボレーションを展開している。デビューは雑談の中で「最初は冗談半分」が実現したという。
エイベックス・エンタテインメント(株)のディレクターの吉田昌弘さんは「歌詞を見たら、素人レベルではなかった」と振り返る。きっかけになったのはANDONのプロモーションだった。音楽業界では、CD自体の売上が厳しい上にコロナ禍でライブの売上も見込めない。そんな中、「話題性」を求めていたという。そんな中、青木さんの取り組みに着目したという。青木さんは精神障害者や引きこもりの人の社会復帰という活動の中で「彼ら彼女らが喜ぶエンターテイメントを重視している」。さらに「福祉関係者がデビューすること、それ自体がエンターテイメント。おそらく世界初」と吉田さん。
青木さんも当初は驚いたものの「福祉のためなら何だってやる」と決意したという。「僕自身も精神障害からリカバリーをしている」。その思いを歌詞に乗せた。「これは日本中の若者に向けた応援歌」
なお、10月1日にはCDのリリースも予定されている。
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