八王子市明神町のリブト(株)が、「混雑アラート」にCO2ログと画像解析機能を追加した。
「混雑アラート」は感染症予防のために、会場の混雑具合をWEBなどを使って知らせるシステム。昨日が追加される以前、今年7月に行われた都議会議員選挙の期日前投票所で使用された。この際は市内7カ所に設置された投票所で職員が判断し、インターネット上で混雑具合を赤・青・黄色の3色で表示した。
前回の八王子市での導入以来、各自治体から問い合わせが来ているという。自治体によっては11月までに予定されている総選挙で活用される可能性がある。
行列を探知して知らせる
今回追加された機能は、(株)美山技研(左入町)とのコラボレーションによるCO2濃度を測定して会場内の換気を促すシステムと、(株)マイソフト(東町)とのコラボレーションによるカメラの画像解析。CO2はその濃度によって施設管理者側に換気を促すことなどを想定している。また、記録をとることで、今後の換気にも役立てることができる。画像解析は、カメラが会場入場前に並んでいる人の人数を把握して、AIで混雑具合を判断して「アラート」を出すことも可能。リブト(株)の後藤広明社長によると、従来型は、最終的に現場職員の判断でアラートを出していたが、今後はAIによる完全自動化が採用されそうだという。
選挙以外にも、施設での導入などにも対応している。
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