プロ野球の新人選手選択会議(ドラフト会議)が11日、東京都内で開かれ、八王子学園八王子高校(台町)3年の羽田慎之介投手(18)が埼玉西武ライオンズから4位指名を受けた=中面に関連記事。同校出身のプロ野球選手はいたが、高校生での指名は初。羽田投手は、「まずはホッとした。本当に良かった」と喜んだ。
埼玉県所沢市出身。191センチの高身長から140キロ後半のストレートを投げ込む大型左腕。中学時代は控え投手だったが、高校入学後身長は6センチ伸び、プロのスカウトからも注目される存在となった。しかし、2年生から怪我に悩まされ、3カ月間ボールを触れない時期もあった。それでも「今まで支えてくれた人に恩返しがしたい。こんなところで終われない」と地道にトレーニングを重ね、今回の指名に至った。「筋力をはじめ、まだまだ足りないことが多い。まずは怪我をしない選手になりたい」と成長を誓った。
同部の安藤徳明監督は「長身と腕の長さを生かした軌道は、バッターボックスに立つと球速以上に感じる」と強みを話し、「怪我で不完全燃焼の高校時代だったと思う。プロで次のステージがもらえたのは良かった。頑張ってほしい」とエールを送った。
八王子版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|