滝山町の寺院、少林寺の住職である大石創元さんが兼任で寺を見守る神奈川県相模原市にある東慶寺のトイレが和式の汲み取り式から水洗へ改修されることになった。
高台にあり眺望が良いことなどから、通称、峯の薬師という名で相模原の観光スポットの1つに挙げられている同寺。ハイキングコース上にあることもあり、多くの人が立ち寄る場所となっているが、寺の近くにあるトイレは男性用の小便器以外がすべて汲み取り式で衛生面や使い方の不慣れさから使用を敬遠されることが増えていた。
そんななか、声をかけたのが、大石さんと旧知の仲である寺のある相模原・緑区を拠点とするロータリークラブに所属する2人。建物の老朽化も進んでいたことから、水洗化と共に屋根などの工事費用もトイレを管理する相模原市に対して寄付してくれたのだという。
「長年の課題だった。本当にありがたいこと。感謝の言葉しかありません」と大石さん。工事は既に始まっており、来年3月に完成予定という。「高尾山からも近い場所。八王子の皆さまにもハイキングがてら立ち寄ってもらいたいと思います」と話している。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
国際理解深める講演会12月19日 |
|