図案から型彫、染めまで1人で行い、作家の個性が現れやすいという「型絵染め」。その自由で奔放な意匠の魅力に触れてもらおうと、八日町の荒井呉服店は、型絵染め作家の岡本紘子さんの作品展とギャラリートークを2月25日から27日まで開催した。
岡本さんの作風は「絵本のような愛らしい絵柄」が特徴。ギャラリートークでは、市内外から多くの人が訪れた。
岡本さんが工程や好きなモチーフについて語ると熱心にメモを取る人も。また、参加者からの「絵柄はどういうときに思い浮かぶのか」という質問に、「きゅうりを切っている合間でも常に。思い浮かべばメモをします。型を彫り、色付けしていくうちに自分が想像したものから段々変化していく楽しさにはまり、ここまで来ました」と答えた。
自身も岡本さんの「ファン」だという同店の荒井哉子社長は「先生の作品の魅力を一人でも多くの方に紹介できてよかった。着物に興味をもってもらうきっかけになれば」と話した。
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