国土交通省が省エネ住宅の浸透を図るための補助金事業を新たに始めた。子育て世帯や若者夫婦が高い省エネ性能をもつ新築を建てる際と、世帯を問わず省エネにつながるリフォームを対象にする補助金で交付申請は今月から。この取り扱い事業者となったリフォーム店「リフォームプライス」を運営するホームテック株式会社(多摩市)の坊之下淳悟さんに聞いた。
――どんな補助金でしょうか
「こどもみらい住宅支援事業と呼び、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを進めるための取り組みだそうです。補助金額は新築の場合、最大100万円でリフォームは60万円。せっかくの補助金。有効活用してもらいたいと思います」
――反響は
「当社ではリフォームのみの受付となるのですが、相談の受付を始めた1月下旬から数多く連絡を頂いています。戸建て、マンションのリフォームでは水まわりをお考えの方が多いのですが、窓のリフォームなどもお勧めです。ご自宅での過ごしやすさが向上しますので」
――注意点は
「補助金の支給には条件がありますので、しっかりと内容を確認する必要があります。また、交付申請は今年の10月末までとなっていますが、国の予算が尽きれば早めに締切になってしまうこともあります。早めの活用をお勧めします」
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