市内に3店舗展開する青梅信用金庫(青梅市/あおしん)は3月22日、八王子市に60万円とテント10張りを寄付した。市は寄付金を第二中学校、横川中学校、恩方中学校の吹奏楽器購入費用に充てる。テントは市内10の小中学校に配布する。
これは、同庫が創立70周年を機に「あおしん地域文化振興基金助成金」として1991年から始めたもの。毎年、各支店から各自治体に寄付している。
市内には、八王子市役所前支店、八王子支店、恩方支店の3店舗があり、これまで八王子市に対し総額3700万円相当の寄付をしている。今年は、創立100周年記念として、寄付するテントを増やしたという。
22日に行われた寄付受領式で、石森孝志市長は「未来を担うこどもたちのために大変ありがたいこと」と感謝した。
同庫八王子市役所前支店の下田育男支店長は「八王子は暮らしやすく、魅力のある町。地域活性化のためこれからも頑張っていきたい」と話した。八王子支店の黒田和仁支店長は「子どもたちの文武両道に使ってもらえれば。またそれを次世代につなげてもらいたい」とし、恩方支店の臼井忍支店長も「多くの地域の人が支えられていることを感じてもらい、大人になったときに地域に還元してもらえれば」と寄付による地域振興を期待した。
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