八王子市で保護猫活動を行う団体「はちねこ」が、千人町で保護猫カフェの開店を準備中。インターネットで寄付を募るクラウドファンディングを始めた。目標額は575万円としている。
8月の本格オープンを目指し、内装の工事を進める同団体。年間で300頭以上を保護しており、メンバーの自宅で預かってその後、譲渡先を探している。その中には障害や高齢で譲渡が難しい猫も少なくないという。
保護猫カフェは猫たちの居場所であり、譲渡先を見つける場所でもある。一般的な猫カフェのように、時間制で猫とふれあう機会も提供する。
すでに高尾駅の近くに譲渡会場はあるが、そこは曜日限定の予約制。「猫も場所慣れしないと本領を発揮できない。ここで場慣れして、里親との出会いを待つ場所にしたい」と代表の小林結花さん。
コロナ禍で企業からの資金支援が受けにくいことや、材料費の高騰など課題を抱えていた同団体。クラウドファンディングで集めた資金は、内装費や餌代、家賃などに充てる。詳細はクラウドファンディングのサイト「キャンプファイヤー」の「はちねこ 保護猫カフェオープンにご協力をお願いいたします」のページに掲載中。期限は7月24日まで。
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