回転寿司職人日本一を決める第7回「全日本回転寿司MVP選手権」が先月25日に都内で行われ、独楽寿司めじろ台店の店長・佐藤貴弘さんが準優勝を果たした。佐藤さんは26歳で、大会最年少での快挙となった。
コロナにより3年ぶりの開催に。佐藤さんは、前回大会の総合4位から順位を上げた。
唯一の5分以内
実技と接客の2部門の合計得点で争われた同大会。佐藤さんの作戦はボーナスポイントが加算されるように「5分以内に作る」というもの。日々、営業時間後に練習を重ねて腕を磨いた。
本番では今大会唯一の5分以内を達成。大きく加点することができた。また、シャリとネタの重さ(グラム)が決められており、基準からプラスマイナス5グラムまでが加点対象となる。佐藤さんは本番の緊張から「ピッタリ」は出せなかったものの、ここでも加点を果たした。
ハプニング対応も
2部は接客技術が問われる内容に。回転寿司のレーンを挟んで来店客を前に寿司を握る設定で、お勧めの魚を聞かれたときの対応や魚の説明なども審査対象となった。佐藤さんは「今日の朝、まだ海で泳いでいた真アジです」など、説明の表現に工夫を凝らした。
途中、来店客にまつわるハプニング発生も設定。「魚の骨がノドに刺さった」「他の客に盗撮された」という事態に、佐藤さんは落ち着いて対応した。
佐藤さんは八王子北高校在学中にアルバイトとして独楽寿司の門を叩き、20歳のとき正社員として入社。4年半で店長を任されるようになった。大会を振り返り「緊張して手が震えていた。周りの職人のレベルも高いので、入賞できるとは思っていなかった。社内の応援が励みになった」と充実感をにじませた。
![]() 本番の様子=大会動画より
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