さまざまな病気や障害のある子どもたちとその家族に、情報源と憩いの場を--。2016年に発足し、月1回の定例会をはじめ勉強会などを企画する八王子の市民グループ「きりんさんの会」(伊藤彩乃代表=人物風土記で紹介)。6月16日には台町市民センターで定例会が開かれ、十数人が参加した。
肢体不自由と重度の知的障害のある小3の娘を育てる、副代表の難波美幸さん(38)=上柚木在住=は「会ができるまで学校選びなど就学準備の情報を知る術がなかったが、経験者から幅広く生の声が聞けるようになった」と回顧。身体障害と重度の知的障害の小3息子のいる宮本薫さん(44)=南大沢=は「自分も最初はそうだったが、ここに来る人はみんな悩んでいて気持ちも余裕がない。自分がしてもらっていたことを、今度はみんなにしてあげられたら」と打ち明ける。
現在、同会のメンバーは59家族。「若い世代の母親も参加してほしい」と呼びかける。活動に関する詳細はサイト。
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