八王子市社会福祉協議会(社協)と、車いすの製造・販売を手がける(株)ケイアイ(小門町)は「車いす修繕ボランティアに関する協定」を6月30日に締結した。
同社協には、一時的に必要になった人に貸し出すための車いす約850台がある。
これまでは、返却された車いすのメンテナンスを職員やボランティアが担当していたが、「パンク修理くらいにしか対応できない」という現状も。特殊な部品が多く、メーカーによる互換性も低いことから、廃棄前には部品だけ取り外して保管してきた。
今回の協定により、これまで難しいとされてきたメンテナンスを(株)ケイアイが手がける。
同社の北島伸高社長は「自分たちの仕事で、どのように地域に貢献できるのかずっと考えていたところ、今回のお話をいただいた。社協の車いすの稼働率が、ほぼ100%とニーズが高いことにも驚いた」と話していた。
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