樹木の間などを滑空する小動物で、東京都区部では絶滅したとされるムササビ。八王子市内では高尾山に生息しているが、ムササビが住みついた幼稚園もある。
東京ゆりかご幼稚園(七国)の園庭の森には、ムササビの巣箱が12箱設置されている。同園の内野彰裕理事長は「園内の巣箱にいるときもあれば、隣接する森の中の樹洞などのときも」と説明する。
ムササビが園庭に現れたのは5年ほど前。発見した園児が「リスだ」と声を上げると、空を飛ぶ様子が見られたという。専門家に確認すると、ムササビだと判明。巣箱は、「遊びに来やすい環境をつくりたい」という子どもたちの声を受け、設置した。
今年3月には双子のムササビが誕生し、巣箱で順調に育っている。同園では、巣箱の定期的な掃除、蛇などに襲われないようネズミ返しを設置するなど見守り。また、巣箱にカメラを設置し、園児たちがモニターで巣箱内を観察できるようにしている。内野理事長は「ムササビのあまりのかわいさから、子どもたちは絵に描いたり歌を作ったり、劇遊びにしたりと、さまざまな表現につながっている」とムササビ効果を語った。
![]() 巣箱に設置したモニターを観察小屋で見つめる園児
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