昨夏、東京五輪の開会式で行われた盆踊り。そこに参加した一人、汐見はるこ=本名・篠崎美和子=さん(65)が私家本「オリンピックで東京音頭〜デジタルとコロナと夏を乗り越えて」を、揺籃社(追分町)からこのほど出版した。奮闘の日々を忘れまいと執筆したエッセイ集だ。
汐見さんは府中市から川崎市に引っ越して7年、多彩な趣味の一つが盆踊り。通っていた教室で、開会式出演の声がかかった。参加は口外できず、コロナやデジタル化への対応に悪戦苦闘--一方で新たな出会いも。ユーモアあふれる言葉選びで、約120ページにまとめた。
新聞社のエッセイコンクールで最優秀賞の受賞経験もある汐見さん。同社からの自費出版は14年ぶりで、八王子市図書館等にも献本。「参加メンバーがそれぞれ地道に頑張ったということが伝われば」と思いを話す。
同書籍を抽選で10人に進呈。住所、氏名、年齢、電話番号、本紙の感想を明記し、はがきは〒211-0042川崎市中原区下新城3の14の7タウンニュース川崎支社「東京音頭」係。メールも可(kawasaki@townnews.jp)。11月16日(水)締切。※発表は書籍の発送をもって
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