八王子市内の技術力に着目した「八王子市ものづくり産業表彰」が2022年度も決定。12回目の今年度は個人表彰に(株)エイトの代表取締役社長・門倉裕氏(53)とMIRAI-LABO(株)の代表取締役社長・平塚利男氏(59)、団体表彰に(株)葵製作所(長谷川薫代表取締役)が選ばれた。
門倉氏は床などコンクリートの表面研磨の第一人者として、今年度の東京都優秀技能者(東京マイスター)知事賞を受賞。平塚氏は「100年度を見据えた地域環境創りに貢献」という企業理念のもと、温室効果ガスの排出量に考慮したカーボンニュートラルの実現に向けて技術開発。「第22回Japan Venture Awards SDGs特別賞」を獲得している。葵製作所は金属加工品を生活空間に提案しようと、デザイナーと連携したインテリア雑貨で「2021年東京ビジネスデザインアワード」のテーマ賞に輝いている。
市は2月2日に市役所で授与式を開き、被表彰者らと石森孝志市長が懇談した。石森市長は独自の技術開発をたたえ、「市内のものづくりや産業をけん引してもらいたい」と激励。門倉氏は「新しい発想でオンリーワンを目指してやってきた。八王子の名が知れ渡るよう尽くしたい」、2度目の同表彰となる平塚氏は「環境と省エネ技術に特化してきた。浅川の水が飲めるような環境を実現したい」、長谷川氏は「八王子の企業であることに誇りを持ち、飛躍したい」と思いを語った。
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