複合施設「八王子駅南口集いの拠点」の整備、運営事業について、八王子市は民間力を活用するPFI事業契約を八王子ミライテラスパートナーズ(株)(浮穴浩一代表)と締結。3月6日、市庁舎で会見を開いた。
同社は大和リース(株)東京本店を代表企業に、(株)梓設計、(株)熊谷組首都圏支店、(株)三恵建設、(株)乃村工藝社、(株)ハリマビステム、(株)エイト、(株)図書館流通センター、(特非)エヌピーオーバースで構成。施設の設計・建設から15年間の維持管理・運営を一貫して担う。浮穴代表は最大の価値を生み出すことを目指し、「地域への経済波及効果も生み出せるよう『公の精神』で事業にあたる」と強調。「シビックプライド醸成に貢献する事業になるよう一丸で取り組む」との展望を示した。
石森孝志市長は「明治時代から100年以上続いた医療刑務所の跡地を活用し、南口のまちづくりの核として市民や専門家から多くの意見をいただき事業を進めてきた」と回顧。「市民の新たなサードプレイス(第3の居場所)を実現するために、郷土愛を体現する八王子らしさが随所に組み込まれ、八王子のシンボルとなる大きな可能性を秘めている」と期待を寄せた。
同事業は▽みんなの公園▽歴史・郷土ミュージアム▽憩いライブラリ▽交流スペース--が一体となった複合機能施設の整備を基本方針とする。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|