夕やけ小やけふれあいの里(上恩方町)で、6月10日からホタルの観賞イベント「ホタルの夕べ」が始まった。午後6時から8時45分まで、園内を流れる小川や北浅川で育ったゲンジボタルやヘイケボタルを観ることができる。25日(日)まで。
初日には、園内にある夕焼けホールでコンサートも開かれた。企画したのは、障害者の就労支援や地域活性化などに取り組むNPO法人21世紀自然環境循環研究所(川口町・平野浩美理事長)。出演者はいずれも八王子を拠点に活動し、高齢者・障害者施設などを訪れて慰問コンサートに取り組むミュージシャンだ。
シンガーソングライターで絵師やコスプレイヤーとしても活躍する幻奏法師さんは、独自の世界観を表現したオリジナルソングを熱唱。ピアニストで自身も先天性の自閉症がある大塚竜輝さんは、クラシックからJ-POP、演歌まで幅広いジャンルのピアノ演奏を披露した。
平野代表は「会場周辺は八王子の原風景が残り、童謡『夕焼け小焼け』を作詞した中村雨紅の故郷でもある。ホタルを見るだけでなく音楽も楽しんで、障害がある人もない人もつながって、一日楽しめるイベントになれば」と期待する。
18日にも開催
コンサートは今月18日(日)にも開催。幻奏法師さんと大塚さん、フォルクローレ演奏などが披露される。午後1時30分から7時30分まで。問い合わせは同法人【電話】090・1850・1788。
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