東京たま未来メッセに出展したブースで行われたワークショップ＝同社提供
八王子に本社があり、環境コンシェルジュとして環境調査・分析・コンサルタント業務を行う（株）環境管理センター（水落憲吾社長）は６月４日、八王子環境フェスティバルに出展。環境分析の技術を用いた科学実験教室でＳＤＧｓを学ぶ、子ども向け職業体験型ワークショップを開催した。
同社の環境分析やにおいのプロが講師となった体験教室は２種類。一つは混ざり合うさまざま物質を分離し、何が含まれているかを調べる「クロマトグラフィー」という技術を使ってインクの色を分離するしおり作り。もう一つは複数のにおいを同時にかぐと全く異なる香りになる、においの「変調作用」について学ぶもの。会場の東京たま未来メッセ（明神町）にブースを設け、各教室６回ずつワークショップを行い、親子連れなど約１７０人が参加した。
参加した子どもたちは「楽しい」「きれい」「不思議」と感想を口にしていた。同社担当者は「子どもだけでなく大人にも実験が好評だった。今後も子どもたちがＳＤＧｓや環境のことを学べる場、機会をもっと増やしていきたい」と総括した。
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