市民活動団体やNPOを対象にした「ホームページ作成支援講座」が、6月と7月に八王子市市民活動支援センターで開催された。当日は参加した8団体が、専門知識を持った4人のプロボノワーカーの指導でHPづくりに挑戦した。
この講座は市民活動団体などの活動支援を目的に、同センターが開催しているもの。仕事で培った知識や技術を社会貢献に役立てたいボランティア(=プロボノワーカー)と、ITや経理会計など自分たちでは対応が難しい課題を解決して活動を発展させたい団体をマッチングするプロボノ活動をベースにしている。
2回に分けて行われた講座では、前半でプロボノワーカーが各団体の求めるHP像を詳細に聞き取り、後半は話し合いを重ねながら実際にHPづくりに取り組んだ。プロボノワーカーの田邊由美子さん(61)は「自分でHPを作成する喜びや達成感は格別で、皆さんがとても輝いていた。経験を生かせる活動を今後も続けていきたい」と話した。
支え合い広げて
八王子市内のプロボノワーカー登録者数は20人あまり。60歳代を中心に40歳代から80歳代までおり、定年退職者だけでなく現役世代も登録している。同センターでは「今後さらに登録者と利用団体を増やすことで、市民が市民を支える仕組みを広げていければ」と期待する。
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