関東屈指の山車まつりといわれる「八王子まつり」が、8月4日(金)・5日(土)・6日(日)に甲州街道(八王子駅入口交差点から追分町交差点まで)周辺と西放射線ユーロードで開催される。コロナ前には70万人を超える来場があった真夏の祭典の4年ぶりの復活に、関係者の熱気もこれまで以上の高まりを見せている。
迫力の山車・神輿
5日には上地区・下地区合わせて19台の山車が、夕暮れ時から甲州街道を巡行。精巧な彫刻が施された山車が、灯火に照らし出されながら巡行する幻想的な光景は見もの。6日には上地区の山車が勢ぞろいする迫力の八幡大辻合わせ、下地区の山車が集結する辻合わせも行われる。
神輿渡御も見どころ。多賀神社の宮神輿「千貫みこし」は、多摩地域最大規模という高さ2・5メートル、重さ約3トンの大神輿を1600人あまりの担ぎ手が勇壮に担ぎ練り歩く。河村大樹宮司は「コロナ下では神輿を担がず、御所車に乗せたまま巡行していた。担ぎ渡御を楽しみにしている人たちのためにも、担ぎ手が一つになって、事故無く盛大にできれば」と思いを込める。八幡八雲神社の宮神輿も復活し、浅葱色に染め上げた揃いの半纏姿の氏子青年会が4年ぶりの気合を込めて練り歩く。また上地区8基、下地区7基の神輿連合渡御も行われる。
和太鼓や民踊も
他にも4日は「氷の彫刻展」、八王子芸妓による「宵宮の舞」など。5日は約4000人の踊り手による「民踊流し」、子どもたち約400人が仲良く踊る「子ども音頭の集い」、甲州街道に和太鼓がずらりと並ぶ「関東太鼓大合戦」など。6日は郷土伝統芸能「八王子の獅子舞」など。5日と6日には海外友好交流都市・高雄市(台湾)によるパフォーマンスなども。夜店も並ぶ。
祭り用品を販売している中川商店(横山町)の中川大輔さんは「日本各地で一斉に祭りが再開していることで、足袋などが不足してきている。八王子でもまつりに向けて新調する動きがある」とまつり再開の熱気を実感している。3年間を取り戻す盛大なまつりが、いよいよ開幕する。
イベント内容など詳細は公式ウェブサイトで。八王子まつり実行委員会(【電話】042・686・0611 ※当日は【電話】042・621・1332)
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