伝統品種「江戸東京野菜」に認定されている八王子ショウガが市内で出荷時期を迎えている。
色味が明るくきれいで、辛みや筋が少なく食べやすいのが特徴。販売所の一つであるJA八王子園芸センター(犬目町)の担当者は、「毎年この時期の風物詩で、店頭に並ぶのを待っている地元民も多い」という。
滝山町で長年八王子ショウガを栽培する農家の長田利昭さんは、まさにショウガの包装作業中。「今年は雨が少なく収穫が少し遅れた。ただ美味しさは例年と比べ変わらないので、ぜひ今年分が終了する前に食べてほしい」と呼びかけた。
おすすめの食し方は、「やっぱり生で。味噌につけて食べるのが一番ですね」。同センターへの出荷は9月いっぱいを予定している。
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