明神町の東京たま未来メッセで9月30日に開催された「はちおうじNPOフェスティバル」の会場で、東京家政学院大学(町田市)の三澤朱実教授ゼミで学ぶ学生5人と地元企業のスーパーアルプス(滝山町)、八王子市保健所が協働で開発した健康弁当が先行販売された。
販売された弁当は「NEW!オムもぐプレート」と「ふわふわ!あんかけハンバーグ弁当」。(一社)健康な食事・食環境コンソーシアムが設定した、栄養バランスのとれたスマートミール認証基準『ちゃんと』を満たしながら、見た目やおいしさにもこだわった。材料や手間、価格などを何度も協議し、試行錯誤を重ねて完成させたという。三澤教授は「イベント当日の販売準備や衛生管理、アンケートの回収などゼミ生たちの頑張りもあり、用意した弁当142個は全て完売した。みんなをほめてあげたい」と総括。学生の一人は「企業とのコラボは初めてで難しいこともあったが、無事販売できて良かった。アンケートの回答内容をこれからの改良につなげていきたい」と手応えを語った。
学生の発想 実現
今回の連携事業は大学コンソーシアム八王子の「学生企画事業補助金」の採択企画。同ゼミは今年8月にも保健所や市内のスープカレー専門店「奥芝商店」と連携して、学生がアイデアを提供したスープカレーを開発している。アルプスとの商品開発は今回が初めて。昨年の秋頃に企画が持ち上がり、今年4月から本格的に開発をスタートさせた。
弁当は11月からスーパーアルプス全店で販売予定。同社は「この取り組みを継続し、地域の皆様の健康的な暮らしを支援することができたら」と展望する。
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