スタート地点となる富士森公園内陸上競技場南側の通路
一流の選手らが集う自転車ロードレース「ＴＨＥ ＲＯＡＤ ＲＡＣＥ ＴＯＫＹＯ ＴＡＭＡ２０２３」が12月３日（日）、富士森公園（台町）からスタートする。多摩地域を舞台とする新しい大会で、東京五輪２０２０の大会コースを中心に、１９６４年時の大会コースも活用される。ＧＲＡＮＤ ＣＹＣＬＥ ＴＯＫＹＯ実行委員会主催。
環境にやさしく、健康増進にも適した自転車を身近なものにするため、東京都では「ＧＲＡＮＤ ＣＹＣＬＥ ＴＯＫＹＯ」プロジェクトとしてさまざまな催しを実施している。その一環として来月行われるのが、トップアスリートたちによるロードレース大会だ。
男子は72・６Km、女子は49・８Kmを疾走する。プロや実業団の選抜選手が出場し、男子は１１０〜１２０人、女子は約20人がエントリーしている。
コースは、富士森公園内陸上競技場南側通路をスタートし、北上して新滝山街道をゆく。そこから南下し、多摩境駅（町田市）前や島田療育センター（多摩市）、稲城市、府中市、小金井市、三鷹市を走り、調布市の武蔵野の森公園前スタジアム通りのゴールを目指す。
南大沢駅前の多摩ニュータウン通りは東京五輪２０２０の大会コース、高尾街道などは１９６４年時のコースにもなっており、２つの五輪のレガシーを活用したつくりになっている。
また同日には、調布市の味の素スタジアム周辺で「パラサイクリングレース男子・女子」も実施予定だ。
市内で応援イベントも
11月26日（日）には、東京たま未来メッセ(明神町）で応援イベントを開催。トップレーサーらがレー スの見どころを紹介するほか、八王子にゆかりのある団体がステージ上でパフォーマンスを披露する。キックバイクやパラサイクル、ＢＭＸ（競技用自転車）の乗車体験、疑似ロードバイク走行体験も。同応援イベントに協力する八王子市スポーツ振興課担当者は「人気店のフードマルシェも出店し、１日中楽しめるイベントです。ロードレースに興味がある方もグルメを楽しみたい方も、ぜひお越しください」と呼びかけた。
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