障害のある・なしの垣根を越えて自由にダンスや音楽を楽しむことを目的にした第23回東京都障害者ダンス大会「ドレミファダンスコンサート」が、12月9日に子安町のJ:COMホール八王子で初開催され、約1500人が参加して盛り上がりをみせた。
この大会は厚労省や都の後援を受けてNPO法人アヴァ(松浦辰吉理事長)が主催、東京表参道ライオンズクラブの共催で、2012年から渋谷区の東京体育館などを会場に催されている。障害のある人やその家族、施設の職員などを招待し、一般参加者も任意でチャリティに協力して入場。過去には皇族や都知事が出席したこともある。多摩地域での開催を望む声が多かったことから八王子に白羽の矢が立った。今大会にはNPO法人しあわせのたねなど市内の諸団体が協力している。
関心寄せて
吹奏楽やチアダンス、よさこいなど20以上の団体が出演。「ジャンボリミッキー!」や「マツケンサンバ」などの軽快な曲には客席から手拍子が沸き起こり、見事なパフォーマンスを見せた団体には惜しみない拍手が送られた。市内から参加した富士森高校ダンス部はヒット曲「Y.M.C.A.」の振り付けで会場を巻き込み盛り上げた。松浦理事長は「(障害者に)もっと外へ出よう、一緒に楽しもうという思いで開催してきた。多くの人が関心を持って今後の大会を盛り上げてほしい」と話した。
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