今年4月に東京工科大学の学長に就任した 香川 豊さん 片倉町在勤 71歳
学生が成長できる環境を
○…今春、新学長となり、改めて大学の役割を自問する。学生にとってどんな場所であるべきなのか。答えは明確。「入学してくる学生たちが未来に夢を持ち、挑戦し、成長することができる環境を整えたい」。その仕組みづくりを当面の課題として捉え、使命感を抱く。新学長として改めて、学び舎として当たり前のことを愚直に行っていく決意をした。
○…生まれは立川市。少年時代は山や川によく遊びに行った。多摩川や、学童期に一時期過ごした神奈川県横須賀市の衣笠山が思い出に残る。早稲田大学を卒業した後、同大学院で工学博士を取得。民間企業で勤務した後、東京大学で教授などを経て、東京工科大学の副学長を3年間務めた。専門は、安全な社会をつくるために必要不可欠な「材料強度学」。米スタンフォード大学などが発表する「世界で最も影響力のある科学者ランキング」の1つとも言われるリストにも、2年連続で選出されている。
○…専門分野の第一人者として研究を進める一方、約8千の学生が通う大学の学長という二足のわらじを履き、多忙な日々を送る。そんな中密かに抱いている構想が、SF小説を書くことだ。「科学者が小説家になれば、誰にも予測できない技術を小説に登場させることができる」と目論むが、なかなか創作時間がもてないのが実情だ。
○…在職中に同大は創立40周年を迎える。その後には、運営法人である片柳学園が80周年となる。国内の歴史ある大学に比べれば「まだまだ若い大学」だが、それはすなわち、この先の伸びしろを意味する。100周年時に振り返ったとき、「あの取り組みがのちの東京工科大学の発展に繋がった」と言えるような、礎となる事業を行うことを展望する。
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