任期満了に伴い1月21日(日)に投開票される八王子市長選挙に、八王子市選出の前東京都議会議員・両角(もろずみ)穣(みのる)氏(61)が、無所属で立候補すると表明した。政党の推薦・支持依頼は行わない。昨年12月15日に都庁での記者会見後、本紙の取材に応えた。(12月18日起稿)
両角氏は「政治資金問題など政治への不信が高まる中で、八王子市においても政党や団体の都合にとらわれない新しい選択肢が必要と考えた」と出馬の動機を語り、「地方自治には地域密着の施策が不可欠。八王子で生まれ育ち、市政・都政・国政を知る自分の知識と経験を生かし、地元に恩返しをしたい」と述べた。
重点政策として、市独自の給付型奨学金制度の開設、条例の制定によるケアラー支援、認知症の当事者と家族などへの支援体制構築、防災・観光・デジタルなどの分野における外部専門人材の活用などを掲げた。
両角氏は八王子市出身。市職員、市議4期、都議2期を務め、2021年の都議選で落選後は衆議院議員の政策担当秘書を務める。
市長選を巡っては、先行して前都議の滝田泰彦氏(41)、元都職員の初宿和夫氏(59)、会社員の服部貴之氏(40)が立候補を表明している。
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