ジャンプロープ競技を行う「SOTO DOUBLE DUTCH CLUB(桑都ダブルダッチクラブ)」が7月24日から28日まで川崎市で行われる、アジア選手権大会に日本代表として出場している。最年長チームのキャプテン原竹獅一汰(しいた)さんは「出場する種目すべてで金メダルを取りたい」と抱負を語った。
ジャンプロープは、ロープ(縄)を使って行われる縄跳び競技の総称。1人で跳ぶシングルロープや複数人で跳ぶダブルダッチなどがある。
桑都ダブルダッチクラブは市立第一小学校などを練習拠点としており、幼稚園児から高校1年生まで約80人が所属している。(一財)日本ジャンプロープ連合で理事などを務めている原竹純さんが2010年に桑都保育園(小門町)でクラブ活動として発足させたのが始まりだ。
今回、アジア選手権大会への切符をつかんだのは、同クラブに所属する5チーム。中学3年生チームの「ジャンピングシャーク」、小学6年生・中学1年生チーム「エーネクサス」、小学5年生チーム「エスポアーロンルース」、小学4年生チーム「アンテ」と「リアン」の計18人。2本のロープを回し、60秒間で跳んだ回数を競う「スピードスプリント」や、75秒間でさまざまな技を組み合わせたパフォーマンスの完成度を競う「シングルフリースタイル」など複数の部門で出場する。
5チームは、今年3月に川崎市で開催されたジャンプロープの全日本選手権大会に出場。各部門3位以上に入賞したため、日本代表チームに選出された。
7月16日には、メンバー18人が出場前のあいさつに八王子市役所の初宿和夫市長を訪問。最年長チーム「ジャンピングシャーク」のキャプテン原竹さんは「出場する4種目すべてで金メダルを取り、また報告に来たい」とスピーチした。
アジア選手権が日本で開催されるのは今回が初。獅一汰さんの父親でもある原竹代表は「日本代表が100人以上出場する中で上位を独占したい」と意気込んだ。
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