神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
八王子版 公開:2024年8月22日 エリアトップへ

桑都ダブルダッチクラブ アジア大会で銀3つ 中学3年生チームが活躍

スポーツ

公開:2024年8月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
銀メダルを見せるジャンピングシャークのメンバーら=いずれも同クラブ提供
銀メダルを見せるジャンピングシャークのメンバーら=いずれも同クラブ提供

 市立第一小学校などでジャンプロープ競技を行う「SOTO DOUBLE DUTCH CLUB(桑都ダブルダッチクラブ)」の最年長である中学3年生チーム「ジャンピングシャーク」が、7月24日から神奈川県川崎市で行われたアジア選手権大会団体戦で4種目に出場、銀メダルとなる2位を計3部門で獲得した。

 ジャンプロープは、ロープ(縄)を使って行われる縄跳び競技の総称。1人で跳ぶシングルロープや複数人で跳ぶダブルダッチなどがある。

 川崎市のカルッツかわさきで5日間行われた「ASIAN JUMP ROPE CHAMPIONSHIPS 2024」。アジア大会が日本で開催されるのは初めてで、アジアチャンピオンを決めるべく、予選を勝ち抜いてきた10の国と地域の代表選手約740人が出場した。

 ジャンピングシャークのメンバーは、キャプテン原竹獅一汰さん(ひよどり山中学校)、中西快斗さん(第六中学校)、海老澤孝介さん(八王子学園八王子中学校)、栗本昌輝さん(第五中学校)の4人。同チームは日本代表として、ダブルダッチのジュニア部門男子カテゴリーに出場した。

足に不安勢いに任せ

 2本のロープを回し、4人でリレーしながら30秒間でかけ足跳びの数を競う「スピードリレー」、60秒間でかけ足跳びの数を競う「スピードスプリント」、4人でさまざまな技を組み合わせた演技を行う「ペアフリースタイル」、3人でそれを行う「シングルフリースタイル」の4種目に出場。スピードリレーとスピードスプリントで2位の好成績を収め、チーム総合でも2位となり、合計3つの銀メダルを獲得した。

 大会前から足を痛めており、パフォーマンスに「不安があった」という原竹キャプテン。他国の選手たちが練習をしている姿を見るだけで自信を失いそうになったと言うが、「先に出場したスピード2種目の調子が良かったので、その勢いでフリースタイルに臨むことができた」と今大会を振り返った。

 同クラブからはジャンピングシャークの他に、年齢部門の異なる4チームが出場しており、小学5年生チーム「エスポアーロンルース」が女子カテゴリーのスピードスプリントで同じく2位を獲得。同クラブの原竹純代表は、「悔しい思いをしたチームもあったが、各チームそれぞれの目標に近づけたのでは」と総括した。

 桑都ダブルダッチクラブは市立第一小学校などを練習拠点としており、幼稚園児から高校1年生まで約80人が所属している。(一財)日本ジャンプロープ連合で理事などを務めている原竹純さんが代表を務める。

息の合った技を披露するメンバーら
息の合った技を披露するメンバーら

八王子版のトップニュース最新6

東日本ダンスコンで金

八王子学園八王子中学校

東日本ダンスコンで金

「努力報われた」12人の夢

9月12日

園児の弱視、早期発見を

園児の弱視、早期発見を

東RCが新奉仕事業スタート

9月12日

八王子キャンディー継承

榮太樓(えいたろう)總本鋪

八王子キャンディー継承

七国の菓子工場で製造

9月5日

保護者目線で情報発信

五輪メダリスト田中雅美さん

保護者目線で情報発信

市子育て応援サポーターに

9月5日

ピックルボールで日韓交流

ピックルボールで日韓交流

釜山から選手団、来王

8月29日

「並木町音頭」をリリース

「並木町音頭」をリリース

町会員の力を結集し制作

8月29日

あっとほーむデスク

  • 5月30日0:00更新

  • 4月18日0:00更新

  • 12月14日0:00更新

八王子版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

八王子版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年9月12日号

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook