大谷町の大善寺で11月2日(土)、伝統行事の「お十夜」が開かれる。午前10時から午後5時まで。
お十夜は浄土宗の法要の一つで、お経が10日間続くことに由来する。大善寺のお十夜法要は、江戸時代に八王子城の戦没者の追悼供養を兼ねて営まれるようになった。同寺が大横町にあった昭和30年代までは八王子を代表する祭りとしてにぎわい、関東三大十夜の一つとして名を馳せた。移転を機に一時途切れたが近年、有志が復活させた。
奉納演芸やマルシェも
十夜法要が午前10時にスタート。午後1時には読売新聞特別編集委員の橋本五郎さんによる講演、2時15分からカンジヤママイムのパントマイム、3時からアラカンセッションのバンド演奏が披露される。人気のお楽しみ抽選会は正午と午後4時の2回実施。戦国時代に八王子城主を務めた北条氏照の大型版画の展示、切り株サンタ作りのワークショップもあり、フードやハンドメイド品を扱うマルシェも行われる。
当日はJR八王子駅北口(ドスパラ前)と大善寺を往復する無料送迎バスが約30分間隔で運行される。詳細は大善寺のウェブサイトで。問い合わせは同寺【電話】042・642・0716。
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