夕やけ小やけふれあいの里(上恩方町)で11月10日、童謡『夕焼け小焼け』(作詞=中村雨紅/作曲=草川信)の発表(1923年)から101年を記念した「八王子・夕焼小焼まつり」が催され、市内外から約100人が参加した。中村雨紅 夕焼け小焼けの会 (平野浩美会長)が主催。八王子市など後援。 上恩方町は雨紅氏が生まれ育った場所。故郷の風景や幼い頃の思い出から、この歌詞が生まれたとされる。 イベントでは草川氏が生前愛用していたバイオリンを長野市から借りて展示。雨紅氏の親族の導祖愛子さんが生前の雨紅氏の人柄などについて語り、また雨紅氏が生まれた宮尾神社の宮司や教鞭を取っていた第三日暮里小学校の校長、歌のモデルとされる興慶寺の住職、それぞれの立場で雨紅氏の残したものについて語った。 またこの日は雨紅氏が地元のために作った盆踊り「恩方音頭」の曲と踊りの体験、フォルクローレの演奏なども行われ、参加者で交流しながら雨紅氏、草川氏の遺功を偲ぶイベントとなった。
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