子どもを対象にした職業体験イベント「わんぱくシティ」が、10月27日に初沢町にある高尾駅南口の商店街、ダイエーグルメシティ高尾店前の広場で開催された。
『こどもによる、こどものための、こどものまちづくり』をコンセプトに、はちビバ浅川(浅川子ども・若者育成支援センター)が主催し、地元商店街などの協力で実施しているイベント。12回目となる今回は22店舗が仕事体験を受け入れ、乳幼児から中学生までと、その保護者の合わせて約600人が参加した。
地域連携
子どもたちは広場内に設置された「わんぱく市役所」で住民票を受け取り、「わんぱくハローワーク」で職業を選択。実際の店舗でアルバイト体験をしたり、広場でゲームコーナーを運営するなど主体的に行動することで、働くことの大切さや喜びを実感した。「前から働きたいお店を決めていた」とこの日を楽しみにしていた児童や、「普段子どもと接する機会が無いので、新鮮で楽しかった」と話す商店主やボランティアの姿も見られた。
運営には地元の社会福祉法人もくば会、地元住民、PTA、浅川中学校・陵南中学校生徒会、大学生サークルなど85人が、ボランティアとして協力してイベントを支えている。主催者は「子どもたちの職業体験の場だけでなく、地域の繋がりを強くする観点からも実りのあるイベントになった」と手応えを語った。
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