東京八王子西ロータリークラブ(西RC/山口覚会長)が生活に困窮する子育て世代を支援するため、八王子市に食料品として米400キログラムを寄贈した。11月22日には市役所で受領式が行われ、山口会長から初宿和夫市長に目録を贈呈。市からは感謝状が贈られた。初宿市長は「今年はお米が手に入りづらい中で、主食を子どもたちに直接届けられることは本当にありがたい」と感謝を述べた。
同クラブが食料品を寄贈するのは今年で4年連続。山口会長や同クラブで社会奉仕委員長を務める渕上安さんらは、今日の朝食も食べられない子どもたちが八王子市内にもいることを知り、今年は「今困っている子どもたちに直接届けたい」と奔走。市内で活動する子ども食堂へ2キログラム入りの米200袋をそれぞれ直接配布できるよう市福祉部、社会福祉協議会と連携してルートを模索。10月中旬には、市内にある地域福祉の総合相談窓口「はちまるサポート」を通じ、市内の子ども食堂35団体に配られた。またこの他にも歳末に向けて社会福祉協議会ボランティアセンター、市役所にも配布した。
山口会長は「30年ぶりの米の高騰に暗雲が立ち込めたが、無事配布出来てよかった」と話した。
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