八王子市ソフトテニス連盟(久保田勇会長=人物風土記で紹介)は、地域のスポーツ振興において顕著な成果をあげたとして、令和6年度生涯スポーツ優良団体表彰(文部科学大臣表彰)を受賞した。八王子市スポーツ協会の加盟団体としては市内で初めての快挙。同連盟は昨年12月25日、八王子市役所を訪れ初宿和夫市長に報告した。
文部科学大臣表彰は、(公財)日本スポーツ協会などが推薦した団体を、文部科学大臣が審査の上決定する。個人である「生涯スポーツ功労者」と「生涯スポーツ優良団体(スポーツクラブ)」「生涯スポーツ優良団体(スポーツクラブ以外)」の3種あり、今年度は個人で159人、団体ではスポーツクラブが52団体、それ以外では53団体が選ばれた。
加盟第1号
同連盟は、1918(大正7)年に設立。創設106年の市内でも長寿の連盟だ。市内にある各種運動競技連盟を取りまとめるNPO法人八王子市スポーツ協会(旧八王子市体育協会)が1947年にできたため、これより早くに創設したことになる。同協会への加盟第1号でもある。
現在は10団体、298人(2024年4月1日時点)が所属。市民スポーツ大会を始め、八王子オープンミックス大会や春季団体戦など、13の主催事業を実施している。またジュニアの育成やシニア振興事業、体育館一般開放事業などにより、初心者から経験者まで幅広い層を対象に指導を行っている。
今回の受賞は、NPO法人八王子市スポーツ協会が推薦し、それが認められる形で受賞が決定した。同協会の加盟団体としては市内で初めての受賞で、昨年10月18日には千代田区で表彰式も行われた。
12月25日に市役所を訪れたのは、久保田会長、竹内惠子理事長、八王子市スポーツ協会の副会長で、同ソフトテニス連盟にも所属する鈴木紀幸さんの3人。受賞を報告すると、初宿市長は「長年の活動が認められて大変喜ばしい。今後も、市民の健康増進やスポーツ振興に貢献していただきたい」と激励。久保田会長は「(申請した)初年度に受賞が決まり驚嘆した」と一報を知ったときのことを振り返った。
一度「見送り」
推薦に値するスポーツ振興活動を行っているとして、昨年度も同協会から文科大臣表彰の話を受けたという久保田会長。そのときは「心の準備ができておらず」見送ったが、今回は満を持しての申請・受賞となった。
同協会の鈴木副会長は、「スポーツ協会としても大変名誉なこと。ソフトテニス連盟の会員の皆さんの熱意の賜物です」と安堵の表情。竹内理事長は、初宿市長から連盟の歴史について尋ねられ、「コロナの時期が非常に辛かった。試合はしたいが感染対策で開くことができない。そんな中、会員の皆さんは我慢してそれぞれ体力作りに励んでくれた」と窮地を一致団結して乗り越えたことを吐露した。
同連盟は、今回の受賞を励みとして、より一層ソフトテニスの普及と振興に努めていくとしている。
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