南大沢地区で開かれる祭りなどで”賑わい”を演出しているのが、「南大沢囃子連」(萩原敬矩会長=74・下写真)だ。ひょっとこや、おかめの面をつけた子どもたちの踊りを、太鼓や篠笛などの音色が彩り、会場を「懐かしい」陽気な雰囲気に包んでいく。獅子舞は「みんな」の人気者だ。「南大沢に大正初期から伝わる郷土芸能を広めつつ、地域を盛り上げていきたいんです」と萩原さん。
会には現在、未就学児から大人まで約10人が在籍し、伝統を繋ぐため、萩原さんらが毎月2回、子どもたちに「囃子」を指導している。「子どもたちの成長を見守るのは本当に楽しい。この中から後継者が生まれてくれれば」と願っている。
今は、来年元旦に出演予定の南大沢八幡神社・元旦祭(同日午前8時頃から)と、三井アウトレットパーク多摩南大沢でのイベント(同正午、午後2時)に向け練習を重ねている。「子どもたちが楽しそうに踊る姿を見てほしいね」
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