八王子に拠点を置くコニカミノルタ陸上競技部(石川町)とJR東日本ランニングチーム(旭町)は元日、群馬県で行われた「ニューイヤー駅伝」(全日本実業団対抗駅伝競走大会・7区間全37チーム)に出場し、コニカミノルタは5位入賞、JR東日本は18位に入った。
昨年の同大会で2位だったコニカミノルタは1区28位と出遅れたものの、3区菊地賢人選手の好走などで盛り返し、最終区の野口拓也選手=下写真=が区間賞の走りで2人を抜き去り5位入賞を決めた。「野口が強気の走りを見せてくれた。次こそは八王子の皆様の期待に応え、優勝します」と同部磯松大輔監督。
一方、過半数のチームが外国人選手を採用しているなか、「純和製チーム」として出場したJR東日本はメンバー一人ひとりが大きく崩れることなく、確実にたすきをリレー。最終区には、学生時代の箱根駅伝最終区でコースを間違えながらも母校の翌年のシード権を守ったことで評判となった寺田夏生選手=上写真=が出走。今回はコースを間違えない「大人の走り」で、4チームによる順位争いを制した。「応援してくれた八王子の皆様のおかげで選手一人ひとりが頑張り、昨年の29位から躍進できた」とJR東日本の深山英樹監督は笑顔。
同社八王子支社広報課で寺田選手と机を並べる畠澤民さんは「普段は物静かなのに、人がかわったような闘争心あふれる走りを見せてくれた」と寺田選手の好走をたたえている。
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