外国人社員を積極的に採用している市内企業もある。産業用機器の設計、製造などにあたる弐分方町の株式会社アトム精密では現在、53人の従業員中4人が外国人。そのなかのひとりでタイから来たパンワッツ マナクルさん(24)は昨年10月に同社へ入社。タイの大学に通っていた際に、インターン生として同社で働き、職場の明るい雰囲気に惹かれ入社を決めたのだという。「自分が生み出したことが人の役に立つことにつながる仕事に就きたかった」とマナクルさん。
現在は営業担当として仕事をこなせるようになるための修業中。大学で日本語を専攻し、中学生の時などに日本で暮らしていたこともあったことから、言葉の心配はないものの、「電話対応など仕事の基礎を学んでいるところです。いずれ、お客さんの課題解決のための提案ができるようになりたいです」
同社の一瀬康剛社長(48)は「他の外国人社員への日本語教育を率先して行ってくれたり、社内の外国人と日本人との橋渡し役になってくれている」と話し、マナクルさんのおかげで社内の雰囲気が和やかになっていると評価している。
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