プロ選手を輩出する野球の強豪大学が少なくない八王子において、学業とアルバイトに力を入れながらも、情熱をもって白球を追う野球部が南大沢を中心に活動している。
同地区にキャンパスを構える首都大学東京の硬式野球部だ。現在、部員はマネージャー3人を含め28人。授業を優先し合同練習は4日間のみ、ほとんどの部員が生活のためにアルバイトをもっている。「自分たちのやるべきことを全力で取り組み、野球も、勝つことを第一に練習に励んでいます」と同部の内野手兼学生監督の望月大夢さん(4年)=右写真=は力を込める。
今月から春季リーグ
今月から、部の最大の目標である春季のリーグ戦(東京新大学野球2部)が開幕。近年は6チーム中5位が定位置となっているが、「今年のチームは力をつけた。3位以内が目標です」と望月さん。
自信の背景には、昨年まで1年以上にわたって、元プロ野球選手の小宮山悟さんの指導を受けてきたことがある。「野球は考えるスポーツと学びました。生かしていきたいです」
28日、文京学院大戦
基本的に、学生だけで練習メニューを組み、試合会場までの移動の手配なども自分たちで行う同部。
4月28日(土)には同大学内の野球グラウンドで文京学院大学戦がある。午後1時30分プレーボール予定。観覧無料。
「応援して頂ければ最高です」と望月さんは笑顔で話している。
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