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吉野化成吉野社長 地域守ってくれる
大山貫首からいただいたお札を持つ吉野社長。額の写真は先代で創業者の孝さん
自然と足向く
下恩方町にあるプラスチックフィルムメーカー「吉野化成株式会社」は、１９６７年、現在代表取締役社長を務める吉野孝典さんの父、孝さんが創業した。孝さんは地元企業の代表として地域に顔が広く、高尾山薬王院の参与を任されていた。
会社では先代の頃からの恒例で、毎年会社役員らで護摩を焚いてもらいに行く。参与も引き継いだ吉野社長は年賀参りや節分祭、そして春と秋の大祭にも訪れる。「いつも地域を守ってくれているお山。自然と足が向きます」
お礼の気持ちで
自宅には「孝慈宏大」と書かれたお札が飾られているそう。「とてもありがたいものです」。長男「孝宏さん」のお宮参りの際、名前にちなみ、同院・大山隆玄貫首から頂戴したという。
吉野社長は感謝の気持ちを述べる。「良いことがあったとき、それをご利益と思い、お礼の気持ちで伺うことが多いですね」
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