南大沢・首都大学東京の学生らが先月、大学構内の緑地で市民団体や近隣小学校の児童らとタケノコ掘りを行った。
リーダーシップをもつ人材の育成などを目的に、学生が活動するボランティアの場をつくり支援する同大学の取り組みの一環で、4月の週末に3回にわたって開催された。
学生たちは、以前に市民団体のメンバーらから教わったタケノコ掘りの方法を子どもたちに指導するなど、「地域のお兄さん、お姉さん」の役割を果たし、参加した同大学2年の宮崎仁美さんは「子どもたちと遊ぶことができて楽しかった。地域の方々と交流することでそれぞれの立場からの視点があることを知ることができた」と専攻するデザインにその視点を生かしていきたいと笑顔。
催しを取りまとめた、同大学ボランティアセンターの足立陽子さんは「今回で4回目。活動の中で自分の知識を他の人へ、といった学び合いの流れが生まれ始めている」と地域交流による効果を話していた。
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