今月16日、八王子青年会議所(JC)が、台湾のJCと国際姉妹JC締結に向けた勉強会を行った。締結に至れば同JCにとって32年ぶり。
前八王子市長でNPO法人八王子・台湾友好交流協会理事長の黒須隆一さんと、八王子市と高雄市(台湾)の職員経験を持つ台北駐日經濟文化代表處(台湾の大使館に相当)の秘書・鄧(とう)淑晶(しゅくしょう)さんによる講演と対談が行われた=写真。
黒須さんは在職中にあった高雄市との友好都市締結について「高雄(市)」の発音が「高尾(山)」と同じという点が決め手になったことや、中国との関係悪化を危惧する外務省から助言があった話などを披露。「今は多くの都市が台湾と交流しているが、八王子は先駆者」と話した。また「台湾は料理や気候はもちろんだが、何といっても人がいい」と紹介した。
鄧さんは「異文化を知ることで自国の文化を再発見できる。両国にとって経済効果もあり、メリットは大きい」と話した。
なお、八王子市は2006年に高雄市と海外友好交流都市の協定を締結している。
八王子版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>