「また勝ち上がって」
八王子市と連携協定を結んでいるプロバスケ東京八王子ビートレインズ(子安町)は5日、市役所を訪れ、石森孝志市長らに2018―19シーズンの結果報告を行った。
入替戦に敗れB2から降格。来季は再びB3で戦うことに対し、和田尚之代表は「残念な結果。チームとしても会社としても足りない部分が浮き彫りになった」と反省の弁を述べた。期待していた外国籍選手の開幕直後の離脱が大きなマイナスだったことや入替戦においての相手チームとの勢いの違いなども説明した。
一方、今季は負け続けた(勝率1割8分3厘)が、観客動員数が増えた点や、降格にもかかわらず現状、辞退をするスポンサーがいないことに言及し、「もっと市民に喜んでもらえるチームづくりをしなければいけない」と気を引き締めた。石森市長は「また勝ち上がって」とエールを送った。
敗因は?
最後に和田代表は自身が昨季まで選手登録をしていたことに触れ、「今季は選手を辞めた。それが戦力ダウンだったのでは」と分析し笑いを誘った。なおシーズン報告は毎年この時期に行っており、昨年はB2への昇格を決めての来訪で職員から拍手で迎えられていた。和田代表は「来年は(B2へ昇格して)またあの時のように歓迎されたい」と話した。